美濃金山城
【続名城:No.143】

中部地方

長篠城 の続きとなります。
長篠城を散策した後、そのまま駅へ戻って列車に乗り、約1時間10分で豊橋駅に到着。
そこからさらに列車に乗り、約2時間40分掛けて可児駅に到着。
そして、バスに乗り【城戸坂】で降車し、そこから約10分掛けて歩いていくと・・・。

美濃金山城に着きました!
蘭丸ふるさとの森にあった「大手道」から登り始めました。

簡単な歴史解説

室町時代後期~安土桃山時代(築城と寝返り)

1537年に斎藤道三の養子であった斎藤正義が
木曽川上流にある烏ヶ峰と呼ばれる山の上に築城しました。
築城当初は「烏ヶ峰城」または「烏峰城」と呼ばれており、
木曽川上流の要地となって金山湊と呼ばれる河港を中心に栄えました。
1548年、斎藤正義は近隣にあった久々利城城主の土岐悪五郎によって討たれると、
城代として土岐十左衛門が入城し支配するようになりますが、
1565年に織田信長の侵攻によって陥落し織田氏が支配するようになりました。

その後、織田信長は家臣・森可成に与え、城主となった森可成は
「金山城」と改名し城下町を整備していきました。
1570年、近江宇佐山城の合戦にて森可成は討死すると、
彼の次男・森長可が跡を継いで城下町を発展させていき、
1584年に起きた小牧・長久手の合戦で森長可が討死すると、
彼の六男・森忠政が城主となりました。
その後も森忠政が支配していましたが、
関ヶ原の合戦の前に信濃国川中島へ転封となり、
犬山城の城主・石川貞清が兼任して支配するようになりました。

江戸時代〜現代まで

1600年に起きた関ヶ原の合戦の際、石川貞清は西軍として戦ったため
戦後は改易となり、代わりに松平忠頼が犬山城に入城し、
そのまま美濃金山城も兼任しました。
その際、幕府から石高を与えられたことで「金山藩」が立藩しますが、
翌年の1601年に松平忠頼が浜松藩へ転封となったため
廃藩となると共に廃城となりました。

廃城後、麓にあった「金山村」は一時的に犬山藩が所領していましたが、
その後は幕府領を経て1615年には尾張藩の領地となりました。
そして、1656年には「金山村」という名称も「兼山村※」となりました。

明治維新を迎えると、城跡は国有地になりましたが、
1953年に兼山町に払い下げられ、1967年には県の史跡に指定されました。
その後、2006年から2011年に掛けて発掘調査が行われ、
茶碗や瓦などの当時の貴重な遺物が多く出土したことで、
2013年には国の史跡に指定されました。


現在では、本丸や二の丸などの曲輪跡や石垣・土塁などの遺構が残っており、
散策や見学がしやすいよう整備されています。
また、1994年に開館し2018年にリニューアルした
「戦国山城ミュージアム」には発掘調査を経て出土した
遺物や当時の資料などが展示されており、
城跡を含め多くの人が訪れ賑わっています。

※名称は変わっていますが、城名は「美濃金山城」となっているので、
 当ブログでも「美濃金山城」として記載します。

他の写真

整備されていた「大手道」の道なりに沿って歩いて行くと、「井戸跡」がありました。
この井戸は、森蘭丸の産湯として使われたそうです。

「井戸跡」の近くにあった駐車場から山に向かって写真を撮りました。
春頃には桜が綺麗に咲く場所となっています。

その後、山を登って行くと「出丸跡」に着きました。
現在では、一部が駐車場となっており、そこから城へ登って行きます。

その後、案内に沿って歩いて行くと「三の丸跡」に着きました。
この曲輪跡には、「古城山払下記念碑」と書かれた石碑が建っていました。

その後、「二の丸跡」に着きました。
「三の丸跡」のような造りになっており、土塁などの遺構が少しだけ残っていました。

その後、さらに進んでいくと「大手枡口」にたどり着きました。
ここからは、当時使われていた石垣が残っていました。

その後、そのまま歩いて行くと「南腰曲輪跡」に着きました。
「本丸跡」と「大手桝口」との繋ぎとなっており、足場には石垣の跡が残っていました。

そして、そのまま登って行くと「本丸跡」に着きました。
「虎口跡」などに石垣がありましたが、こちらには足元に石があるぐらいでした。

「本丸跡」の端のほうへ行くと景色が見えました。
なお、近くにはベンチがあり座って休むこともできます。

帰る際に石垣があったので見てみると「天守台跡」がありました。他の曲輪跡と同様に綺麗に残っていました。

スタンプ設置場所御城印販売場所

スタンプ設置場所:可児市観光交流館
         ※開館時間・・・8:30 ~ 22:00
         ※休館日・・・年末年始
         ※スタンプのみ開館時間中であれば押印することができます。
御城印販売場所:戦国山城ミュージアム

        ※開館時間・・・9:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
        ※休館日・・・月曜日、祝日の翌日、年末年始

アクセス

公共交通機関(岐阜駅①)

① 岐阜駅 → 美濃太田駅 → 可児駅
 ・「列車」で約30分
② 可児駅 → 現地(蘭丸ふるさとの森︰ゴール)
 ・「バス」と「徒歩」で約30分

公共交通機関(岐阜駅②)

① 岐阜駅 → 犬山駅 → 新可児駅
 ・「列車」で約30分
② 新可児駅 → 可児駅
 ・「徒歩」で約1分
③ 可児駅 → 現地(蘭丸ふるさとの森︰ゴール)
 ・「バス」と「徒歩」で約30分

公共交通機関(名古屋駅)

① 名古屋駅 → 多治見駅 → 可児駅
 ・「列車」で約1時間10分
② 可児駅 → 現地(蘭丸ふるさとの森︰ゴール)
 ・「バス」と「徒歩」で約30分

自家用車

① 美濃加茂IC → 現地(蘭丸ふるさとの森:ゴール)
  ・高速道路を降りてから、約15分

終わりに

あれから、約3年ほど経ちました。
午前中に長篠城を散策していたので、
着いた頃には15時過ぎになっていました。

こちらは山城だったのもあり人があまり居なかったので、
撮影もスムーズに進みました。

ただ、撮影はスムーズにいきましたが、
「本丸跡」に着く頃には夕方になってしまったので、
ゆっくり散策することができませんでした。

その為、行ってない場所もありますので、どこかのタイミングで行く際は、ゆっくり散策しようと思います。

・・・さて、今日はここまで。
次回も、お楽しみに!

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