玄蕃尾城
【続名城:No.140】

中部地方

2022年11月、紅葉が綺麗な季節。
夜行バスに乗り翌日に敦賀駅に到着。その後、レンタサイクルを使って
敦賀駅から約2時間掛けて行くと・・・。

玄蕃尾城に着きました!
登山口前の駐車場に着いたので、そこから撮影を始めました。

簡単な歴史解説

安土桃山時代(築城と賎ヶ岳の合戦、そして、廃城)

諸説ありますが、織田信長の命で越前国を所有することになった
柴田勝家が1578年に越前衆を動員して築城したと伝えられています。

その後、1582年に起きた本能寺の変が起きると、織田氏に代わって
急速に力をつけてきた羽柴秀吉に対抗するべく、柴田勝家は
家臣である佐久間盛政と越前衆に命じて現在の縄張りを造らせました。

内中尾山と呼ばれる山の山頂に築いたことから、
築城当初は「内中尾山城」と呼ばれていました。
ですが、佐久間盛政によって尾根沿いに作道が整備され
彼の別名が玄蕃允(げんばのじょう)だったことから「玄蕃ヶ尾」と呼ばれ、
そこから転じて現在の名称になりました。


1583年、柴田勝家は羽柴秀吉との戦いに備えこの城に本陣を置き、
進軍してきた羽柴秀吉を賎ヶ岳へ迎え撃ちますが、反撃にあい敗北します。
この「賎ヶ岳の合戦」で敗北した柴田勝家は本陣を捨て
北ノ庄城に撤退したことでそのまま廃城となりました。

現代まで

築城から廃城までの期間が短かったのもあり正確な位置が分からないまま時が経ち、
明治維新を迎え大日本帝国が成立すると帝国陸軍が陸戦の参考とするために
賤ヶ岳を中心に現地を調査しますが、史料の乏しさもあって城跡は見つかりませんでした。
その後、東愛発小学校に赴任し後に敦賀市史の編纂に携わった教員が
刀根地区に残された伝承を頼りに同地区の人々と一緒に
山中を探索したことでようやく発見されました。
織豊系山城として最高水準の造りとして残っていたのもあり、
発掘調査を経て1999年に国の史跡に指定されました。

現在でも曲輪跡や土塁などの遺構が綺麗に残っており、
これらを残すために保存活動が続けられています。
また、散策しやすいように案内板や道が設置されており
当時の遺構を見学するために多くの人が訪れています。

他の写真

先ほどの登山道から登ってしばらくすると「堀切」のような場所に着きました。
玄蕃尾城は、このような場所から主郭に行くことになります。

途中で分岐する場所に着きました。
右側に進むと余呉駅方面に行くことができますが、
見てみるとけもの道になっていたので行くのは止めました。

そのまま進んで行くと案内板があり、さらに進んで行くと「南虎口(大手口)」に着きました。
玄蕃尾城は、ところどころに虎口があり、
それぞれの郭の守りを固めるように造られていました。。

その後、そのまま道なりに進んでいくと「虎口郭(攻撃用大手郭)」に着きました。
ここで敵を迎え撃つために、多くの土塁や堀切が造られていました。

少し進んだ先には「馬出」に着きました。
また、左側には土橋があり、そこから「本郭」に行くことができます。

土橋を渡り「主郭」に着きました。
少し進むと天守があったとされる「櫓台」がありました。

「櫓台」から「主郭」を撮ってみました。
ここから見ると、他の郭と比べて結構広く感じました。

その後、奥に進むと「搦手郭(兵站基地)」に着きました。
この郭には、兵站基地として活用され、兵糧や武具などが保管されていました。

帰る際に違う場所に行くと「張出郭」に着きました。
この郭は、見張り台として利用されており、名前の通り少し出ていました。

その後、下のほうにも何か看板があったので行ってみると「腰郭」と呼ばれる郭に着きました。
腰郭とは、主郭や虎口郭などを繋ぐ連絡路のような役割をする郭で、
主に伝令が走って各郭にいる兵士たちや主君に連絡してました。

スタンプ設置場所御城印配布場所

スタンプ設置場所:1.玄蕃尾城跡駐車場
          ※設置期間・・・4月上旬~11月末
          ※上記の期間であれば、時間に関係なく押印することができます。
         2.敦賀市役所3階 文化・交流推進課窓口
          ※開庁時間・・・8:30 ~ 17:15
          ※閉庁日・・・土曜日、日曜日、祝日
          ※閉庁日のみ、時間外受付に設置されています。
         3.JR余呉駅
          ※営業時間・・・8:30 ~ 17:15
         4.余呉湖観光館
          ※開庁時間・・・9:00 ~ 16:30
          ※閉庁日・・・月曜日、火曜日
御城印配布場所:1.敦賀市役所3階 文化・交流推進課窓口

         ※開庁時間・・・8:30 ~ 17:15
         ※閉庁日・・・土曜日、日曜日、祝日
        2.敦賀市立博物館
         ※開館時間・・・9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
         ※休館日・・・月曜日、年末年始

アクセス

※公共交通機関でのアクセス手段が非常に乏しいです。
 可能であれば、自家用車で行くことをオススメします。
 また、「余呉駅」から行くことも可能ですが、道中が険しく困難なので、
 当ブログでは「敦賀駅」から行く方法のみ記載させていただきます。

公共交通機関(駅)

① 福井駅 → 敦賀駅
 A.「列車」で約1時間
 B.「新幹線」で約25分
② 敦賀駅 → 刀根
 ・「バス」で約30分
③ 刀根 → 現地(玄蕃尾城 駐車場:ゴール)
 ・「徒歩」で約1時間

公共交通機関(空港)

① 福井空港 → 春江駅
 ・「徒歩」で約30分
② 春江駅 → 敦賀駅
 ・「列車」で約1時間
③ 敦賀駅 → 刀根
 ・「バス」で約30分
④ 刀根 → 現地(玄蕃尾城 駐車場:ゴール)
 ・「徒歩」で約1時間

レンタサイクル(電動自転車)

① 敦賀駅 → 現地(玄蕃尾城 駐車場:ゴール)
 ・「レンタサイクル」で約2時間

自家用車

① 敦賀IC → 現地(ゴール)
  ・高速道路を降りてから、約20分

終わりに

あれから、約3年ほど経ちました。
この日は、あちこち行く予定があったので早く行動したいと思っており、
敦賀駅にあったレンタサイクルが朝早くから借りりて、早めに行きました。

城自体はそこまで広くなかった分、
散策しやすかったので、色々と見学することができました。
山奥にありましたが、写真のように遺構が遺構が残っており、見応えがありました。

ただ、移動手段が限られており、とにかく遠かったので、行くまでにかなり体力を消耗してしまいましたw

なお、長期の旅行ですので、次の日も違う場所に行っています。
それについては明日記事にして投稿します。

どこかのタイミングで行く際は、
レンタカーを利用しようと思います。

・・・さて、今日はここまで。
次回も、お楽しみに!

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