2022年7月下旬、まだまだ暑い日々。
新幹線で「名古屋駅」に着き、
電車に乗り換えて約30分で
「小牧駅」に到着。
そこから約30分掛けて歩くと・・・。

小牧山城に着きました!
麓にある広場(曲輪跡)にて撮影しました。
簡単な歴史解説
室町時代後期(築城と廃城)
1560年、桶狭間の戦いに勝利した
織田信長は美濃国の支配を実現するべく
早くから侵攻を開始しました。
当初は上手くいきませんでしたが、
1562年に徳川家康との間で
清洲同盟が結ばれたことで
尾張国から東側の脅威が無くなり
美濃国侵攻に集中できる新しい本拠地として
1563年に築城しました。
築城後、織田信長は山麓に
城下町を形成しつつ美濃国侵攻を続け、
1567年には斎藤氏の本拠地である
稲葉山城を陥落させました。
その後、稲葉山城の名称を「岐阜城」と改め
本拠地にしたと同時に
城下町の機能を全て移転させたことで、
廃城となりました。
安土桃山時代~江戸時代(徳川氏による支配)
廃城となっていましたが、1584年に
小牧・長久手の戦いが勃発した際に
徳川家康が小牧山にいち早く本陣を置き、
土塁や空堀などの大改修を行いました。
これにより、敵であった羽柴秀吉は
大軍を用いることが難しくなり、
羽柴側として戦っていた池田恒興や森長可は
三河国へ無謀な攻撃を敢行したことで
長久手方面に突出してしまい軍は壊滅し、
池田恒興と森長可は討死してしまいました。
この小牧山城の大改修のおかげで
徳川家康は勝利することができました。
その後、江戸時代に入ると
尾張徳川氏の領地として保護され
一般人の入山が禁止されました。
また、1623年には上街道整備するために
山の南側にあった城下町を東側に
移転させました。
明治時代~現代まで
明治維新後も尾張徳川氏が所有しており
入山も禁止されていましたが、
1927年に徳川義親が国に寄付し、
同年に国の史跡に指定されました。
1967年には平松茂によって
模擬天守(小牧城)が造られ、1968年に
「小牧市歴史館」として開館しました。
現在は「史跡小牧山公園」として
一般公開されており、
かつての曲輪跡や石垣などが復元され
公園内に展示されており
見学や散策することができます。
また、小牧市歴史館も2007年には
リニューアルオープンしており、
2019年には麓に
「れきしるこまき 小牧山城史跡情報館」が
開館し、小牧山城の歴史について
知ることができます。
他の写真

近くに看板があったので見てみると、
撮影した場所は、裏側にある広場でした。
ですので、大手門があった場所に
向かって歩きました。
すると、道中に復元された
「空堀」と「土塁」がありました。

「大手門」があった場所に着きました。
ここから登っていくのですが、
雨の影響で地面がぬかるんでいたので、
途中からは舗装された道を使いました。

舗装された道です。小牧山城は
最短ルートの他に遠回りになりますが、
このように綺麗に舗装されている道もあり
歩くのに苦労はしませんでした。

そして歩き続けていると、
復元された「天守閣」にたどり着きました。
現在は「小牧山市歴史館」として、
小牧市の歴史や文化についての
資料が展示されています。

近くには発掘調査を経て発見された
「石垣」がありました。
この場所の他にも多くあり、
堅牢な造りだったことが分かります。

そして、帰り間際に「曲輪跡」が見えたので
写真を1枚撮りました。
発掘調査によると、この場所に
「織田信長の居館」があったそうです。
スタンプ設置場所御城印販売場所
スタンプ設置場所:1.小牧山歴史館
2.れきしるこまき
(小牧山城史跡情報館)
御城印販売場所:1.小牧山歴史館
2.れきしるこまき
(小牧山城史跡情報館)
アクセス
交通機関①:1.東京駅 → 名古屋駅
「新幹線」で約1時間40分
2.名古屋駅 → 小牧駅
「電車」で約40分
3.小牧駅 → 現地
「徒歩」で約30分
交通機関②:1.東京駅 → 名古屋駅
「新幹線」で約1時間40分
2.名古屋駅 → 小牧駅
「電車」で約40分
3.小牧駅 → 【小牧山前】
「バス」で約15分
4.【小牧山前】→ 現地
「徒歩」で約15分
※小牧駅から小牧山城の近くまで行く
バスが多数出ています。
終わりに
あれから、約3年ほど経ちました。
この時は、午前中は天候が悪く
途中でゲリラ豪雨に遭遇しました。
幸い、小牧市歴史館の中に居たので
濡れずに済みましたが、これのせいで
足止めを食らってしまいました。
また、いつ振り出すか分からなかったので
さっさと散策してしまいました。
その為、撮影もそこまでできませんでした。
なお、午後からは日差しが出たので
行く予定をしていた場所には
無事行くことができました。
午後に行った場所については
明日の日曜日に投稿します。
・・・さて、今日はここまで。
次回も、お楽しみに!
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