元離宮二条城
【名城:No.53】

京都府

安土城 の続きとなります。
安土城を散策した後「京都駅」まで
電車に乗り、駅周辺で1泊。
次の日、約20分掛けて
「二条城前駅」に到着。
そこから、約5分掛けて
歩いていくと・・・。

元離宮二条城に着きました!
観光客が多い城ですが、人が居ない隙に
「東大手門」を撮りました。

簡単な歴史解説

江戸時代(徳川氏による築城)

1600年に起きた関ヶ原の合戦にて勝利を収めた
徳川家康が上洛時の宿所として天下普請を用いて
1601年に築城を開始し1603年に完成しました。
その後、1624年に後水尾天皇の行幸を迎えるために
大改築を行い、伏見城の天守を移築させ
二の丸御殿を造りました。
翌年の1625年には城代と在番を置きましたが、
1629年に起きた紫衣事件が起きたことで
幕府と朝廷との関係が悪化します。
1634年、関係改善のために3代目将軍・徳川家光は上洛しましたが、
それ以降は朝廷側が将軍を迎えることがありませんでした。
その後、1750年の落雷によって天守が焼失し、
1788年に起きた天明の大火によって本丸御殿や隅櫓などが焼失しましたが、
その際にも朝廷側は将軍を迎えることが無く、
将軍も上洛することはありませんでした。
1863年、14代目将軍・徳川家茂が230年振りに上洛したことで
少しずつ関係改善していきましたが、この時には幕府の力が衰えており、
1867年に二の丸御殿にて「大政奉還」が行われ、
江戸時代は終わりを告げました。

明治時代~現代まで

1870年に行われた東京奠都の後、二条城は留守官の管轄下に置かれ、
陸軍省を経て1884年に宮内省の所管となりました。
その際に「二条離宮」となり皇室の離宮・迎賓館の役割を果たすようになります。
その後、皇太子時代の大正天皇が10回滞在し、即位礼の際にも利用されましたが、
1939年に皇室から京都市へ下賜され、
1940年に「恩賜元離宮二条城」として一般公開されました。
そして、1952年には二の丸御殿を含む6棟が国宝に、
東大手門など22棟が重要文化財に指定され、
二の丸庭園も1953年に国の特別史跡に指定されました。
その後も1965年に清流園が造設され、1982年に
二の丸御殿の障壁画が重要文化財に指定され、
2005年には「二条城障壁画 展示収蔵館」が開館しました。
現在では、二の丸御殿や展示収蔵館を含め城内の見学や散策することができます。
また、1994年に「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されてからは
国内外問わず多くの観光客が訪れています。

他の写真

「東大手門」で入城料を支払った後、
少し進むと「唐門」が見えてきました。
この先に進むと「二の丸御殿」があります。

「二の丸御殿」に着きました。
中に入ることができるのもあって
多くの観光客が来ていました。
その為、人を写さないように
上部分だけ撮りましたw

その後、道なりに進んで「本丸櫓門」をくぐると
「本丸御殿」が見えてきました。
なお、当時は修理工事が行われていたので
正面にはバリケードが貼られていたので、
庭園側を撮影しました。

その後、少し歩くと「天守台」がありました。
そして、登る途中で撮影しました。
なお、こちらも観光客が多く居たので
端のほうを撮影しています。

「天守台」からみた「本丸」です。
そして、目の前にあるのが「本丸御殿」です。
「本丸御殿」は写真には収まりきれないほど
かなりの大きかったです。

「天守台」を降りた後「本丸庭園」に行きました。
綺麗に整備されており、庭園の水も
建物が反映されるくらい透き通っていました。

帰る際に「北大手門」が見えたので、遠くから写真を撮りました。
元離宮二条城には、東西南北にそれぞれ門があります。
その中でも、北と東は立派な造りとなっています。

スタンプ設置場所御城印販売場所

スタンプ設置場所:1.二条城・総合案内所
         ※窓口の近くにあります。
         2.二条城・大休憩所
御城印販売場所:二条城・大休憩所

        ※売店にて販売されています。

アクセス

交通機関①:1.東京駅 → 京都駅
      「新幹線」で約2時間10分
      2.京都駅 → 二条城前駅
      「電車」で約10分
      3.二条城前駅 → 現地
      「徒歩」で約30分

交通機関②:1.東京駅 → 京都駅
      「新幹線」で約2時間10分
      2.京都駅 → 現地
      「バス」で約20分

終わりに

あれから、約2年ほど経ちました。
午後から行ったのですが、
京都というのもあって
外国人観光客が多く居ました。
その為、人を写さないように
撮影していましたが、
やはり、「二の丸御殿」だけは
どうしても人が多く居たので
上部分だけしか撮れませんでした。

どこかのタイミングで
再度行こうと思います。
その時は、もっとじっくり散策して
撮影しようと思います。

・・・さて、今日はここまで。
次回も、お楽しみに!

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